日々, 音楽

本当に本やCDは売れないのか?


昨日はAbemaTVで革命のファンファーレの特番をやっていた。もうパソコンに張り付いて目から耳から脳内に焼き付けた。

その中で本の流通について語られている部分があってとても共感した。

レコード屋をやりたいなんて掲げてみてる僕だけど一般的な普通のレコード屋をやりたいとは思わない。だけど自分が仕入れたいなと思った新譜をいざお店に置きたいと言っても簡単ではない。簡単であれば街中にCD屋レコード屋は溢れている。みんな本当は音楽が好きなんだから。ちょっとお店の片隅にCDを置く。そのハードルがとにかく高い。

少数でも仕入れて売ることができる仕組み。これができたら良いなぁなんて思っているんだけど、実はある。本はある。ことりつぎというサービスだ。もうこの柳下さんの思いがめっちゃ共感できるから読んで下さい!

ちいさなとりつぎ、ことりつぎ

誰でも本屋がつくれる仕組み

神楽坂に本屋をつくった僕は、今、本屋をふやす仕組みをつくろうとしています。
本たちを、本屋に届ける流通は「取次」と呼ばれますが、これから生まれる僕たちのサービスは、小さな取次。だから名前を「ことりつぎ」としました。

それは誰でも本屋をつくることができる仕組みです。

この「誰でも」というのは、文字通り誰でも。本が好きなすべての人たちです。
市区町村などの自治体が運営するオープンな本屋から、週末だけ本屋をやりたいという学生さん、お店も、企業も、既存の本屋も、本を自分の空間で売りたいすべての人たちを指します。
たとえば企業が、そのブランディングに本棚を作ることはエレガントです。あらゆるジャンルを網羅した情報のパッケージとして、僕は本以上のものを思いつくことができません。本棚にはどのような哲学でも表現することができるという、リアルな力があります。
どのようなシーンでも、本が好きな人たちが、そのように棚を作れるようにしていきたいのです。

そして「本屋」というのは本を売る場所です。
本棚は空間を権威づける高価な壁紙ではなく、書店員が情熱と工夫とともに本を挿し、読者が興味と期待からそれらを手に取り、新陳代謝を繰り返す生き物のように存在するものです。
「ブックプラス」として本屋に他業種を加える方法があるのなら、「プラスブック」として他業種に本屋を加えてもいいはず。
それが、僕らの考える本屋の広がりかたです。

もしかして、誰でも本屋がつくれるようになれば、日本中の街角に、郊外の気持ちのいいスペースに、小さな本棚が増えていき、つまり読者との接点もどんどん増えていくんじゃないかな、と思います。
ことりつぎは、そのためのサービスです。

つくづく僕は、本というものが好きなのです。
この世界がまた、読書という習慣を思い出せるようになるのなら!
……なんて、想像するだけでワクワクするのです。

2015/10/01
ことりつぎ 柳下恭平

出典:ことりつぎ

めっちゃいい。本当に本が好きな気持ちがすごい伝わってくる。これが広まればどこに行っても街に本がある風景が想像できるよなぁ。

本当に売れないのか?

昨日の幻冬社の取締役社長の見城さんも言っていたけど、「本は本当に売れない」という事。

この現実を知った上で「本が街からなくなって行く」そんな世界になるのは嫌だなと思っての柳下さんの行動だと思う。

僕も「CDは売れない」とか「Amazonなどの通販で別に良い」っていう現実はめっちゃ痛いほど知っている。それが便利で成るべくしてなったというのはモチロン理解している。だけど僕は単純に嫌なんだ。青春時代に宝物を探しに行くような気持ちでレコード屋に通った僕が未来にいないのならそれは嫌だ。

しかし昨日堀江さんとキングコング西野さんは「本は売れる。」と断言していた。売り方が原因だと言っていた。確かにことりつぎの様に少ない枚数を心を込めてあなたに売る。大きな店舗で数万枚からの1枚よりも動く気持ちも商品も多いかもしれない。

ことりつぎの様な誰でもレコードが作れる仕組み。これがあったらとっても良いな。誰か作ってよ。僕が目指したいのは自分だけがレコード屋やライブハウスをやりたい訳ではなく、誰でも音楽に触れて音楽に居場所を置ける世界だ。もし誰でもレコード屋が作れるならそれにとても近づける。インディーならあの美容室。メロコアはあの服屋。メタルはあの床屋。ハードコアはあの駄菓子屋。なんてよくないですか?笑